こんにちは!栃木県塩谷郡高根沢町の綱川工業株式会社です。
主にさくら市などで水道施設工事・給排水工事・土木工事・外構工事に携わってまいりました。
弊社では給排水工事として、浄化槽工事を中心に戸建て住宅・アパートでの施工を承っています。
現在、一緒に働く仲間を募集中です!
浄化槽工事は、作業だけ進めれば良いわけではなく、お客様からアドバイスを求められることもあります。
この記事では浄化槽の豆知識として、微生物の働きを守るために家庭でできる工夫について紹介していますので、ぜひ今後の活動にお役立てください。
浄化槽の役割
浄化槽は主に下水道を取り入れていない地域に設置され、家庭から出るし尿や生活排水を浄化槽内の微生物の働きで分解し、きれいな水にして川へ流す重要な役割を持った装置です。
使い方によっては装置内の微生物が弱ってしまい、最悪の場合死滅する恐れがあり、浄化槽の汚水分解能力が低下してしまいます。
微生物が汚水を分解できないと浄化槽から悪臭が出て近隣に臭いが広がったり、汚水がそのまま川や海に流れて水質・環境汚染を引き起こします。
浄化槽の微生物を守り汚水分解能力を保つためには、各ご家庭で工夫していただく必要があるのです。
微生物を守る工夫
家庭でできる工夫はいくつかありますが、代表的なものを3つ紹介します。
1. 油をそのまま流さない
料理に使った油をそのまま流しに捨てず、凝固剤で固化または新聞紙などに吸わせて可燃ゴミに捨てるようにすれば、浄化槽の微生物は守られます。
微生物は大量の油を分解できない上、油そのものが固まって浄化槽の配管を詰まらせる原因にもなります。
鍋や皿の油汚れがひどい場合も、ティッシュで拭いてから洗うなど、ひと工夫することが大切です。
2. トイレットペーパー以外は流さない
トイレで紙おむつや衛生用品、新聞紙など、トイレットペーパー以外のものを流さないことも重要なポイントです。
微生物が分解できないものを流すと、汚水処理能力が低下してしまいます。
3. 浄化槽でも使用可能の洗剤を使う
トイレ掃除の洗剤は中性洗剤や、浄化槽があっても使用可能な洗剤を使う必要があります。
酸性でも洗剤のボトルに「用量を守れば浄化槽でも使用可」と記載されている洗剤があります。
浄化槽用のトイレ洗剤も販売されていますので、そちらも選択肢のひとつです。
このように、お伺いしたご家庭で工夫していただけることなどをコミュニケーションの一環としてお伝えできれば、より一層信頼して作業を任せていただけるはずです。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。